先日エモンズという方の「ありがとうの小さな練習帳」という本を読みました。それによると感謝の気落ちは、幸福への効果が確認されているそうです。
確かに感謝の気持ちが心を満たすとき、私たちの心には喜びや幸福感があるのではないでしょうか。
わがたましいよ、主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
これはダビデによる感謝の詩篇と呼ばれている、詩篇103編の冒頭の部分です。
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以前「日本モーターボート協会」という団体がありました。現在では「日本財団」という名称になっています。協定の収益基金の一部を慈善事業にあてる活動をなさっています。
この協会の初代会長は笹川良一という方でした。この方はこの財団のCMに自ら出演されていました。多くの子どもたちが集まる真ん中で彼は大きな声で言うんです。「世界は一家、人類はみな兄弟。」
さて、このコマーシャルには第二弾がありました。そこではたくさんの子どもたちと一緒に拍子木を打ちながら街を練り歩くのです。そして彼は大きな声で言うんです。「戸締り用心、火の用心!」
さてこのCMを見ていたイギリスの新聞記者が言ったのです。「このCMはクレージーだ。
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さて、自然科学のジャンルでは2大学術論文雑誌があります。イギリスの『ネイチャー』とアメリカの『サイエンス』です。
両方とも歴史が古く、掲載された論文がノーベル賞を受賞することもしばしばです。そして、特に『ネイチャー』は掲載のハードルが非常に高いということで有名なんです。
実は科学雑誌に掲載される論文は投稿後すぐに載るのではなく、まず査読されるのです。査読というのは、その研究論文が画期的なものなのか、再現性があるのかをチェックすることなんです。他の科学雑誌もこの査読をクリアした論文だけを掲載しますが、『ネイチャー』の場合は特に基準が厳しく、実際に掲載されるのは投稿論文10本中、1本かそれ以下と言われているのです。
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昔読んだコラムに、こんなことが書いてありました。
小学一年くらいの男の子が魚を釣って家に帰ったきたんです。お母さんが「どこで釣ったの。」と聞くと「わかんないけど、べからず、と書いてあるところだよ。」「それは、魚とるべからずって書いてあったんじゃないの。」「うん。そうだよ。」全く悪びれずに平気な顔をしてるので「うん、そうだよ、じゃないでしょ。とっちゃだめっていうことですよ。」すると男の子は「えっ。そうなの。」
実は彼は、べからず、の意味がわからなかったというのです。そんな古いことばは今どき誰も使わないからです。読むことはできても、意味を知らないと、結局わからないんですね。
それは聖書を読む時にも言えることです。たとい日本語に翻訳された聖書でも、なかなかピンと来ないという方が多いんではないかな、と思います。それは聖書がある意味で、専門用語で書かれてあるからです。
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