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No.661 2012年11月25日 「聖書が語る人間の尊厳」

おはようございます。三綿直人です!

 私は先日、ある科学者がつれづれに日記を書いている本を読んでいました。その方がこんな事を書いてたんです。「ハーバード大学の教授が、ハゲは知性のあらわれである、と言っている。」また「全米ハゲ頭協会のモットーは、神は平等である。ある人には髪の毛を、ある人には知性を与えられたのだから。」まあ、非常にポジティブ・シンキングで、私自身もずいぶん慰められたんですけど、この科学者の方も、ハゲてたんですね。今の時代、自分をとっても尊厳あるものとしてみよう、価値あるものとしてみよう、そういう考えは多いように思うんです。自分らしさが強調され、自分しかない人生というものが謳われています。でも同時にモンスターのペアレントが増えたり、絶望と孤独の中で自殺する人が後を絶たない時代でもあります。今日は、聖書が語る人間の尊厳について、三つのポイントでみなさんにお話したいと思います。……(全文を読む661

Rainbow Music:You are Precious
旧約聖書 イザヤ43:4,7
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。…わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、これを形造り、これを造った。」

No.660 2012年11月18日 「自ら十字架を選ばれたキリスト」

おはようございます。高原剛一郎です!

私は先日、あるナチュラリストのエッセイを読み感心致しました。彼によると自然界は何者か偉大なる知恵者の作品のように思えてならない時があるというんですね。例にあげられていたのはコアラです。実はコアラはユーカリの葉っぱを食べるんですが、この植物には青酸という猛毒が含まれているのです。これは殺虫剤の原料なんです。そして悪名高きナチスの科学者が、大量殺人に使った毒ガスは青酸ガスだったんですね。ところがコアラはユーカリの葉を大量に食べてもへっちゃらなんです。なぜならコアラの腸には青酸を解毒分解する微生物が大量に住み着いているからなんです。
 ところでこの微生物をコアラはどのようにして腸の中に住まわせたんでしょう。実は、赤ちゃんの時にお母さんからもらうんです。ミルクからユーカリに食料をチェンジする頃になると、お母さんは微生物のいっぱい詰まった自分の糞を子供に食べさせるんですね。それによって子供コアラの腸内に微生物が移り住むんです。つまりコアラは生まれた時にはこの微生物を体内に宿していないんです。……(全文を読む660

荒地に川ミュージック:主イエスの打ち傷によって
新約聖書 1ペテロ2:24
「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」

No.659 2012年11月11日 「依存的人生からの解放」

おはようございます。高原剛一郎です!

 さて、現代人の健康を損ねる最大の要因はストレスだといわれていますね。ストレスというのは心と体に負荷がかかった状態のことです。人間関係や、仕事の忙しさ、健康の変化などもストレスの原因になるといわれています。ところで先日アメリカミシガン大学のデビッドラインハルト教授のグループが性格とストレスの関係を調査したところ意外な結果が出たのでした。ナルシストの男性ほどストレス度が高いっていうんですね。実は、ストレスというのは、唾液に含まれるコルチゾールというホルモンの量で測ることができるんです。この実験の結果性格診断テストで、強い自己愛を持っている人はリラックスしているときでも、コルチゾール濃度が上がりっぱなしだということがわかったんです。ここでいうナルシストというのは一言で言うと自分自身にうっとりしている人です。自信家でうぬぼれや自己愛が強大で根拠のない自信にあふれている人です。自分に自信を持っている人はきっと生きていて楽しいだろうな、と思いきや。実は、内心においてはストレス度が高いというのはなぜでしょう。巨大な自意識を持っている人は自分の優位性が失われそうだと感じると、保身のために攻撃的になるからです。攻撃的な態度をとり続けていると、心臓の血管がストレスに反応しやすくなります。そしてこれは、高血圧の原因になるんですね。過剰なナルシストは自分で自分の寿命を縮めているんだというんですね。どうやら人は自分自身を美化して見つめていては不健康になるようです。では、人は誰を見上げればよいのでしょう。……(全文を読む659

しずか:あなたの道を主に委ねよ
旧約聖書 イザヤ45:22
「地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。」

No.658 2012年11月4日 「主をほめたたえよ」

おはようございます。高原剛一郎です!

 私の友人に、大変好奇心の強い人がいます。彼はロンドンオリンピックのメダリストを一目見るために会社を休んで銀座まで出かけていったっていうんです。その日はオープンカーに乗った選手たちが首からメダルをかけながら沿道の人々に手を振ってくれるっていうんですね。彼はテレビで見ていた本物のアスリートを直接見るために、朝の10時から場所取りに出かけていったんです。ところが、最前列はすでに占領されていたそうです。実際パレードに集まった人々は、50万人以上だったっというふうに言われています。人間って不思議だなあと思うんですね。世界の頂点に立った人、あるいはずば抜けて立派な業績を残した人を見ると、無性にあこがれ、興奮し、素直に喝采を送りたくなるんですね。どうやら人間には崇高なものや偉大なものに対して、崇拝したくなる本能が備わっているようです。人間のごく限られた運動競技のチャンピオンに対してすら、このような尊敬を捧げることが自然なことであるとするなら、人間をはるかに越えた究極の全能者をほめたたえるのは当然のことではないかなと、私は思うのです。  (全文を読む658

しずか:詩篇103篇
旧約聖書 詩篇103:2
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」

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