「石の上にも三年」昔からよく聞くことわざです。一つのことを始めたら、簡単に投げ出さないでそこでじっと我慢する必要がある、という意味だと思います。飽き性の私は子供の頃からよくこの言葉を母親から聞かされたものでした。先日ある本を読んでいたら、このことわざには続きがあるというんです。それは「石の上にも三年」その後に「三年も我慢したのは石の方」というのです。おもしろいな、と思いました。もちろんこれは、ことわざとして本当に続きがあるわけではないと思います。誰かがちょっとしたしゃれっ気でこのことわざの続きを考えたものでしょう。でもそれを読んだ時、私はなるほどなあ、と妙に納得してしまったんですね。……(全文を読む670)
先日、ある政治評論家がこんなことをおっしゃっていました。「私は将来の読みが100%的中する悲観論者よりも、半分しか当たらない楽観論者でありたい。」なるほどと思いましたね。日本の悪い面、暗い面ばかりを注目して一層真っ暗になるより、希望を語り、立ち上がらせる勇気の提供者でありたいというのは私も同じです。そしてこの番組では50%しか的中しない根拠の薄い希望ではなく、それを受け取る人を100%希望の結末に連れて行く神の言葉をお伝えしているのです。今日も希望の言葉を皆様にお伝えいたしましょう。ある時キリストが語られた言葉です。
イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』とはどういう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」……(全文を読む669)
私は先日、冒険家三浦雄一郎さんのインタビューを読み、大変感銘を受けました。幼少期の彼は大変病弱で、幼稚園は体力がなくて中退、小学校4年生の時には結核から肋膜炎を患って、1年の半分も療養生活です。中学受験も病気がたたって失敗し小学生浪人になり、とにかく挫折に次ぐ挫折の連続だったそうです。ところが小学2年でスキーを覚えこれが楽しくて楽しくてやめられなくなります。大学はスキー場が近所にあるという理由で、北海道大学を受けます。数日前に札幌入りした彼は、受験前日まで、目の前にあるスキー場の誘惑に抗じきれずにさんざんスキーを滑りまくるんですが、不思議に合格したそうです。やがて32歳でイタリアのスキーキロメーターランセに参加し時速172キロの世界新記録をたたきだすのです。
ちなみにこの前後に3回転倒したために、世界で最も速い速度で転倒して、無傷で生還したという新記録も樹立しているそうです。34歳で富士山を直滑降し、38歳ではエベレスト8000メートル地点から滑り降り、54歳までに世界7大大陸最高峰全部からスキーで滑り降りることに成功します。その彼が今年の5月80歳でエベレスト登頂を目指しているんですね。次から次へと、いろんな不可能に挑戦する姿は、見ている私たちを勇気づけてくれますが、私が特に感動したのは人生に対する彼の感覚でした。……(全文を読む668)
今年も聖書と福音をよろしくお願いします。
先日、ある国語学者が、時代と共に変わってきた日本語についてお話をしてくれました。例えば奈良時代、「はひふへほ」は、「ぱぴぷぺぽ」だったと言うんです。従って、お母さんを表す「はは」は「ぱぱ」だったんですね。これが室町時代になると「ふぁふぁ」にかわり、江戸時代に「はは」となったんだそうです。しかし、今日私は、時代が変わっても変わることのない永遠の真理、聖書の福音をお伝えしたいと思います。
聖書はこう言っています。
「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」
ここには、とても大切な3つの真理が伝えられています。……(全文を読む667)
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