今年2012年も終わろうとしてします。この時期は、まさに日本人特有の動きが見られます。クリスマス・キャロルという賛美歌が巷に流れ、クリスマスを祝ったかと思うと、1週間後の大みそかにはお寺に行って除夜の鐘を鳴らします。その数108つは煩悩の数を表すと言われていますね。そして次の日の元日には、神社にいって1年の幸いを祈るといった具合です。実は私もかつては、完ぺきにこの行動パターンをとっていました。何の疑問もなく…。ところがある書物に出会ってから私の考え方は大きく変えられました。その書物とは「聖書」です。
聖書にはこう書かれています。
「すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。」……(全文を読む666)
今から百年ほど前、ヨーロッパで天下分け目の大戦争がありました。第一次世界大戦です。四年数か月の戦争でなんと900万人もの人が亡くなられたのです。この戦争はたいへんな消耗戦争でした。数百万人の兵士が過ごした塹壕は戦争中のほとんどの期間、位置が変わりませんでした。兵士たちは自分たちが立てこもる塹壕から、数百メートル先にある敵の塹壕の兵士たちを銃撃しました。この塹壕と塹壕の間には中間地帯と呼ばれる、どろんこの土地が広がっていました。
ところが1914年のクリスマスに不思議なことが起こったのです。それまでイギリス軍とドイツ軍は、敵味方に分かれて、約5か月戦っていたのです。ところが、12月24日の夜、ドイツの兵士たちが「きよしこの夜」を歌い出したのです。風下にいたイギリスの兵士たちは、うっとりとその讃美歌に耳を傾け、やがて自分たちも合唱し始めたのです。やがてこの地区では戦闘が止み、兵士たちは塹壕を出て、プレゼント交換を始めたのです。そして肩を組み合い、クリスマスキャロルを歌い、どろんこの中間地帯で50人対50人でサッカーの試合までやったというのです。この自発的な停戦に、両軍の将校たちは驚き、以後敵と親しくしてはならないという命令を厳しく下したのです。そのためこの戦争中、同じ光景が繰り返されることは二度となかったと言われています。
……(全文を読む665)
宝塚歌劇団の舞台裏には「ブス25箇条」という恐るべき張り紙が貼られているそうです。ブスとは何か。「笑顔がない」「お礼を言わない」「おいしいと言わない」「目が輝いてない」「精気がない」「いつも口がへの字にまがっている」「自信がない」「希望や信念がない」「自分がブスであることを知らない」「声が小さくいじけている」「自分が正しいと信じこんでいる」「愚痴をこぼす」「他人をうらむ」「責任転嫁がうまい」「いつも周囲が悪いと思っている」「他人に嫉妬する」「他人に尽くさない」「他人を信じない」。まあ並びに並んだブス25箇条の抜粋ですが、読んで分かるのは、顔の問題ではなく心と態度の問題だということです。なので筆頭に来るのは「笑顔がない」です。劇場に足を運ぶお客さんはみんな笑顔になりたくてやって来るのに、出演者自身がブスっとしてたらダンスがどんなにきれいでも台無しです。笑顔こそが成長の第一歩なんだって言ってるんですね。……(全文を読む664)
先日、グルメで有名なタレントが言っていました。美味しくて、繁盛しているレストランに共通していることがある。それは、トイレに生け花が生けてあることだというんです。生け花というのは水替えや後始末があって、手間がかかります。にもかかわらず、造花ではなく、生け花を生けている店には、本気でいい店になろうとする気合が見えるっていうんですね。レストランの外観やメインのテーブルにお金をかけている店はたくさんあります。しかしトイレという見えないところ隅っこの空間すぐには目立たないところに、真心が行き届いている店はやはり味も美味いし繁盛しているんだというふうに説明していました。そこに店長の本気度があらわれてるっていうんです。
ところでこの世界をお造りになった全能の神さまは、本気であなたと世界の将来を祝福しようと決めておられる方です。この全能の神の本気度は世界ではじめのクリスマスの記事を通して知ることができるんです。神さまはキリストの到来をこの世の片隅にいる世の中から忘れられた、目立たない人々にいの一番にお知らせになったんです。聖書にはこう書いてあります。
(全文を読む663)
実は、我が家には息子が幼稚園のときに描いてくれた私の絵があります。紙のお皿にクレパスで描かれたその作品は、なかなか前衛的なんです。というのは、とても人間の絵だとはわからないからです。ジャガイモに串が4本突き刺さったような絵なんですね。本人によると4本の串は私の両手足です。彼は愛する父を描いてくれたのですが、実物の私の姿とはかなり違ったものとなっていました。まだ幼かったので、正確に描けなかったのです。ところで人は、それぞれ神のイメージを持っていると思います。神がいたならきっとこんな方ではないかと、あれこれ心に神を描くのです。ある方にとってはいつもニコニコしている好々爺であり、ある方にとっては罰をあてる恐るべき存在です。しかし実際はどうなんでしょう。神を正確に知っているのは神本人だけです。その神そのものであられる方が、人間に神を表すために自ら人となってこの世に来てくださいました。その方がイエス・キリストなのです。そしてこのキリストの降誕を記念するのがクリスマスなのです。聖書には、キリストが人となってこの世にこられた目的についてこう書いてあります。 (全文を読む662)
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