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No.626 2012年3月25日 「特異なことをなす神と特異な人間」

おはようございます。那須清志です!

 ある時、友人の医師が私に尋ねました。「人間は、本来何を食べる動物でしょうか?肉食でしょうか?草食でしょうか?」私は両方食べるから雑食動物かなあ、と思っていると、「果食動物」とおっしゃるのです。果物を食べる動物という意味です。内臓の様子を見ると、人間とそっくりの動物はチンパンジーだそうです。チンパンジーの主食は果物です。ある学者は果物からだけでも人間は栄養を得ることができるといいます。「りんご一個が医者を遠ざける」という英語のことわざもありますが、本当に驚きですね。私は前にも増してフルーツが大好きになりました!実は旧約聖書の創世記に人類が造られたときのことが記されています。最初の人、アダムとエバはエデンの園に置かれたました。そこには「見るからに好ましく、食べるのによいすべての木」がありました。その果物が主食だったのです。……(全文を読む 626

大和田広美:You Are Precious In My Sight
新約聖書 マルコ10:27
「イエスは、彼らをじっと見て言われた。『それは人にはできないことですが、神は、そうではありません。どんなことでも、神にはできるのです。』」

No.625 2012年3月18日 「罪人を愛するキリスト」

おはようございます。高原剛一郎です!

私は先日、ボー・バウマンという人が集めた著名人の言葉を読みました。この本は、彼が13歳の時、世界的に活躍している人たちに同じ質問をして返って来た答えを集めたものです。質問はこうです。「人生で一番大事なことってなんですか?」ある実業家は一言で答える代りに一つの短い話をしたのです。それは双子の息子を持った父親の話です。一人は何でも明るく考える子で、もう一人は何でも悲観的に考える子どもです。双子の誕生日に父親はプレゼントを用意しました。暗く考える子の部屋には最新のゲームやおもちゃをどっさり置いたのです。そして明るく考える子の部屋には馬のウンチをばらまいたというのです。二人が学校から帰って部屋に入るとまるで違った反応をしていました。暗く考える子の部屋では息子のすすり泣きが聞こえてきたのです。「どうして泣いてるの?」と聞くと、息子は答えました。「だって友達の妬みをかっちゃうよ。それにこんなにおもちゃがあると、たくさん説明書を読まなければならない。おまけにいつも電池の心配をしていなければならない。壊れた時の心配もあるし」。次に明るく考える子の部屋をのぞいて見ると、なんと彼は馬フンだらけの部屋の中で嬉しそうにダンスをしているのです。「何がそんなに嬉しいの?」すると少年は答えました。「きっとこの部屋のどこかにかわいい子馬がいるんだよ」。それを聞いた父親は次にすることを決めたのです。暗い面ばかり探してる人には幸せも不幸に見えるけれど、明るい面に気付く人には思いがけない未来が開かれてくる、と言いたいようですね。……(全文を読む 625

粟野めぐみ:注がれた愛
新約聖書 マタイ9:12-13
「『なぜ、あなたがたの先生は、取税人や罪人といっしょに食事をするのですか。』イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』と。」

No.624 2012年3月11日 「神の神らしさ-恵み」

おはようございます。高原剛一郎です!

先日、ある方が世界一普及している遊びを教えてくれました。何かお分かりですか。ジャンケンです。世界中のほぼ全ての民族に、グー・チョキ・パーで勝敗を決めるジャンケンが見出されるそうです。ところでジャンケンに禁物なのは後出しですね。相手がグーを出すのを見てパーを出したり、パーを出すのを見てからチョキを出すのはルール違反です。後出しジャンケンなら勝つのは当然ですね。ところが後出しジャンケンで負けるのは難しいのです。5回続けて負けることが出来る人は半数くらいだというんですね。なぜでしょうか。ジャンケンでは勝つ練習しかしてこなかったからです。負けるための回路が脳にないので、とっさに負ける方を出そうとすると頭がパニックを起こすんですね。これはジャンケンに限ったことではありません。私たちはいつも相手に勝つことを考えて生きています。いかにして相手より一枚上手を行くか、抜け目なく乗り越えていくか、競い合って勝ち取っていく思考が脳のシナプスに焼き込まれています。それは経済活動に関して言うならば決して悪いことではないと思うんですね。しかし、自分の努力と才覚だけでのし上がって行くという人生観で生きる人間にとって、とても理解しがたい世界が聖書の中に語られているのです。……(全文を読む 624

国分友里恵:アメイジング・グレイス
新約聖書 マタイ20:13-15
「友よ。私はあなたに何も不当なことはしていない。あなたは私と一デナリの約束をしたではありませんか。自分の分を取って帰りなさい。ただ私としては、この最後の人にも、あなたと同じだけ上げたいのです。自分のものを自分の思うようにしてはいけないという法がありますか。それとも、私が気前がいいので、あなたの目にはねたましく思われるのですか。」

No.623 2012年3月4日 「人の人らしさ-自由意志」

おはようございます。高原剛一郎です!

 世界的デフレ不況と言われて久しいですが、全ての会社の業績が悪いのではありません。アメリカのアップルという会社は、売上高が73%も増えて過去最高の利益を出したそうです。決め手はiPhoneとiPadです。この会社は次々と画期的な製品を送り出して、情報電化業界では独走状態なんですね。ところで、これらの斬新な製品を生み出した、今は亡き経営者、スティーブ・ジョブズという人は、目の覚めるような商品を作り出していく情熱と動機について聞かれこう答えています。「私たちは毎日食べ物を食べています。しかしそれらの食べ物は自分で作った物ではありません。私たちは毎日服を着ています。しかしそれらの服も自分で作った物ではありません。私たちは言葉を使ってコミュニケーションしています。しかしこれも自分で作った物ではありません。私たちは数学を使って製品を作ります。しかしこれも自分で作った物ではありません。私たちは他人が作った物を使って豊かになっているんです。私は人間のこのような知恵や経験の泉に対して、素晴らしい製品を作ることで恩返しがしたいのです。」と言うんです。……(全文を読む 623

大和田広美:ああ愛されて
新約聖書 ローマ5:8
「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」

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