先月は、家内の誕生日でした。私たちには子供が二人いるんです。彼らは、すでに社会人として働いていますので、私たちの誕生日には二人そろってプレゼントしてくれるんです。家内はどんなプレゼントをくれるのかな、とこの前から楽しみにしていました。実は私の誕生日は5月なのですけれども、プレゼントのリクエストをまだ彼らには言っていないんです。正直、私としては彼らの気持ちだけでもう十分なんです。しかし、先日も娘にまた聞かれました。私はもう一度言ったんですね、「もう、あなたたちの気持ちだけで十分だ。だから何もいらないよ。」って。すると娘はこう言ったんです。「お父さんはほんまに分かってないね。私もお兄ちゃんもお父さんの喜ぶ顔が見たいんよ。だから早く決めて!」娘のこの言葉に私はほんとに心から喜びました。その時、私は神様のことを少し考えたんです。神様は、私たち一人一人が、笑顔で素晴らしい人生を生きることを、心から願っているんです。そのために、私達一人一人に素晴らしいプレゼントを用意してくださっているんです。しかし、そのプレゼントをいつまでたっても貰おうとせず『いらない!』と断り続けたら、どうでしょうか?それは受け取らないあなたにとっても、ほんとに大きな損失ですけれども、そのプレゼントをあげたくて仕方がない神ご自身にとっても、大きな痛みであり悲しみなんです。……(全文を読む657)
おはようございます。高原剛一郎です。
今から四十年程前、日本航空の旅客機が赤軍派というテロリストに乗っ取られるという事件がありました。世にいう、よど号事件です。日本で最初のハイジャック事件です。犯人たちは、乗客を人質にとって日本を脱出し、あろうことか、北朝鮮に亡命したのです。どうして、父母の国、自分が育った国を捨てて、北朝鮮に亡命したのでしょう。彼らにとって北朝鮮こそは、世界一自由な国と思われたからです。しかし、あの国に着いてからの彼らの生活は悲惨でした。恐るべき洗脳教育と、犯罪を強制され、思っていた理想とは程遠い最悪の現実が待っていたからです。彼らの多くはすでに亡くなっていますが、今も四人の犯人たちが、北朝鮮で暮らしています。
この四人が人質にとった乗客の一人に手紙を書きました。その乗客とは、聖路加病院長の日野原重明さんという方です。いったいなんと書いてきたんでしょう。「百歳の誕生おめでとうございます。」という手紙です。と同時に謝罪の言葉が添えられた手紙であったのです。彼らは自由を求めて、亡命しましたが、亡命先で一層の不自由を経験し、かつて自分たちがしでかしたことを謝っているのです。しかし、いまさら出ていくこともできずにいるのです。……(全文を読む656)
みなさんの中で読書が趣味という方もおられるでしょう。では、日本で一年間にどれほどの本が発行されるかご存知でしょうか?2010年の統計によると、単行本、文庫本、事典、図鑑、全集合わせて7万6000冊あまりです。1日になおすと209冊ほどになります。もちろん、全部読むのは無理ですが、これらを全部購入して、納めている所があります。国立国会図書館です。その館内に一つのことばが掲げられています。「真理がわれらを自由にする」というものです。これは、真理に基づかなかった政治により悲惨な結果をもたらしてしまったという反省にたち、戦後、政府が国会図書館を作り、正しい知識を伝達していこうと考えたのです。実はこのことばは新約聖書のイエスのことばから来ています。2000年前イエスは次のように言われました。……(全文を読む655)
私は先日バードウォッチングを趣味にする方のお話を伺いました。彼が言うには鳥を見ると鳥を造られた知恵者の存在を意識せずにはおれないって言うんですね。その具体例の一つとして彼は卵の形を紹介してくれたのです。鳥の卵は魚の卵と違って先細った楕円形をしています。どうしてまん丸の形ではなく楕円形になっているんでしょう。彼は鶏の卵を机の上に置いて、そっと転がして見せました。何とこの形だと転がっていっても元の位置に戻って来るんです。まん丸だとどこまでもコロコロと転がっていってしまいます。しかし、鳥の卵の特殊楕円形は産み落としたところから転がっていっても、自動的に元に帰って来る様なデザインになってるっていうんです。唯一の例外はフクロウです。フクロウの卵はまん丸なんですが、恐らく木の穴の中に産み付けるため、転がっていく可能性がまずないからではないかと言ってました。(全文を読む654)
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