今から数年前、私はブラジルからの小包を受け取りました。中を開けてみると、大好物のコーヒー豆が入っているではありませんか。それはこの番組をブラジルで聞いている方から、激励の意味で送られたプレゼントだったのです。いやぁ、嬉しかったですね。しかし、そのコーヒーはもう残っていません。飲んでしまったからです。使ってしまうとなくなってしまうんですね。ところが神様は、私達に決して消えていかないプレゼントをくださったというのです。聖書にこう書いてあります。……(全文を読む 570)
みなさんは、胃の中に生息するピロリ菌というのを聞かれたことがありますか?この菌は胃がんや胃潰瘍などの病気を引き起こす要因の一つと考えられています。以前は強い酸性の胃の中でも生き延びる菌などはいないと思われていました。バリー・マーシャルはこの菌が胃の中で生存できることを自分で飲んで確かめたというのです。まさに身をもって証明したのです。彼は後にノーベル医学賞を受けることになります。ここまでだったら興味深い話…しかし、この菌が、自分の胃の中にもいるとなると単なる話で終わりません。そうです。私の胃の中にもいたのです。さっそくこの菌を除菌してもらうことになりました。多くの薬を一週間集中して服用しました。但し、1回目は6割の人しか成功しないそうです。……(全文を読む 569)
さて今アメリカで大騒ぎになっているニュースがあるそうです。カリーナ・ホワイトという黒人女性が23年振りに実の両親のもとに帰りついたというニュースなんですね。実はカリーナさんは生後19日の赤ちゃんの頃、何者かによって病院から連れ去られてしまったんです。両親はテレビにも出て、「私の赤ちゃんを返してください!」と涙の訴えをしたのですが、それから23年たってしまいました。その間、カリーナさんはネデラ・ナンスという名前で誘拐犯の子供として育てられていたのです。しかし、この23年間はカリーナさんにとっては地獄のような虐待の日々であったのです。犯人のアン・ペットウェーという女性は彼女を奴隷のように扱ったからです。カリーナさんはこの人が自分の本当の母親でなければどんなに良いかと考えていました。というのはアン・ペットウェーという人は薬物と軽犯罪の常習犯で、しょっちゅう刑務所を出たり入ったりしているような人であったからです。……(全文を読む 568)
昭和の人気作家の一人に向田邦子さんという方がいらっしゃいました。書く小説、脚本が全部ヒットするので有名な方です。彼女の手掛けた脚本の中にテレビドラマ『寺内貫太郎一家』というのがありました。いつも不機嫌で、二言目には「ばか野郎!」って怒鳴り散らして、ちゃぶ台ひっくり返す雷親父が主人公の物語です。見るからにいかついのですが、実は誰よりも子供たちを愛する父親なのです。ところが愛情表現が不器用で家族にはなかなか伝わらず、よく衝突するんですね。この寺内貫太郎という昭和の頑固親父にはモデルがあったのです。それは向田邦子さんのお父さんです。……(全文を読む 567)
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