さて、今年2011年は、IBM創業100周年、不二家のペコちゃん誕生60周年、カップヌードル製造40周年、ドラえもん誕生30周年、ソ連崩壊20周年、9・11テロ10周年だそうです。私たちは節目の年には過去を振り返ることで自分の立ち位置を確認するということが多いですね。ところがキリストの誕生については毎年毎年祝うんです。生誕2000年だけではありません。毎年毎年、世界中でクリスマスが祝われます。キリストの到来は人類歴史に計り知れない影響を与えたからです。このキリストの誕生の700年前それをあらかじめ預言していた旧約聖書のイザヤ書には次のように書いてあります。……(全文を読む 613)
私は先日、幼稚園を巡回する移動動物園の様子をテレビで見ました。それは子供たちにとても人気のある動物園なんですね。と言うのは、赤ちゃんのヤギやウサギやハムスターなんかを抱っこすることが出来るんです。さて、子供たちが動物に触れる前に係の人が言った一言はとても印象深いものでした。「皆さん、小さい動物を抱くときには座って抱いてやってください。動物は小さいからみんなが立ったままで抱っこすると、まるで高いビルの上にいるように感じて怖がるからです。小さい動物と友達になるには身を低くかがめなければなりません。」いやあ深いなあと思わず私は感心しました。なぜなら、これこそはクリスマス・メッセージの真髄をつく真理だからです。……(全文を読む 612)
先日、海外ニュースでアメリカの授業参観の様子が紹介されていました。参観の前日の授業で先生は小学二年生たちに磁石とその性質について説明していました。それで参観当日に生徒たちに質問したんですね。「さあ問題です。私の名前はアルファベットの“M”から始まる6文字です。私は物を拾い上げます。さて私は誰でしょう。」もちろん答えは「マグネット(magnet)」ですね。ところがクラス中の生徒はその答えに驚いているではありませんか。何とほとんどの子供たちはまだ「お母さん(mother)」と思ってたっていうんですね。……(全文を読む 611)
先日、私の講演会に一人の女性が面会に来られました。この方のお名前は「マサオ」さんというのです。「マサコ」ではありません。「マサオ」なんです。しかも「マサオ」の「オ」は「男」と書いて「マサオ」なんですね。古い時代の頑固一徹親父であったお父さんは、娘ばかりが4人も生まれることに我慢ならず、今度こそ生まれてくる子は男の子に違いないと言って、生まれる前から男の子の名前しか考えなかったっていうんですね。そして生まれてきたのが可愛らしい女の子でも名前を譲らずそのままつけてしまったっていうんです。それをにこやかに説明する彼女に私はとびきり女性らしさを感じました。と同時に親と言えども生まれてくる子どもの性別すら決めることが出来ないという事実に、命の神秘性を思うんです。……(全文を読む 610)
■ラジオ関西 | 毎週日曜 | 朝 7:45- 8:00 | 558Khz |
■ラジオ福島 | 毎週日曜 | 朝 8:30- 8:45 | 1,458Khz |