今年は生前退位の話題が大きく取り上げられました。
平成は30年をもって終わり、新しい元号に変わります。元号は新しい天皇が即位すると変わりますが、世界中で使われている西暦の基準は、過去に一度変わっただけです。
イエス・キリストが生まれた時以来、紀元後としてカウントされ始めたのです。今年はイエスが生まれて約2017年というわけです。また宗教改革から500年を迎えた年でもありました。
宗教改革とは1517年に、マルチン・ルターによってはじめられた聖書信仰の改革運動です。
英語でリフォメーションと言いますが、リフォームという言葉と関係があります。土台や元の家を大きく変えずに、作り直すことをリフォームと表現していますが、同じように聖書という土台はそのままで、人間が後から付け足した余分なところや、不要なところを改め、本来の聖書が語る信仰へ立ち返ろうとしたのです。
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さて2017年も終わりに近づいて来ました。実は、今年は夏目漱石生誕150年、フィンランド独立100周年、スターウォーズ登場40周年、JR発足30年、そしてiPhone発売10周年だそうです。
過去にあった画期的なことを記念するため10年や、100年や、きりの良い単位でそれを思い返すということが良くありますね。
ところが、イエス・キリストの降誕を記念するクリスマスだけは毎年、毎年、毎年、世界中で記念され、祝われるのです。一体キリストの到来は人類に何をもたらしたと言うのでしょう。
今日はクリスマスの本当の意味についてご一緒に考えたいのです。聖書にこう書いてあります。
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先日、某コーヒーチェーン店でいつものように『本日のコーヒー』を注文しました。料金を支払おうとすると「お客様の分はいただいております。」というではありませんか。
私は、すぐに店の中を見渡しましたが、友人や知り合いは見当たりません。「誰が払ってくれたんですか?」「男性ですか?女性ですか?」「痩せていますか?太っていますか?」
すると店員が洒落たことを言ったんですね。「幸せそうな人でした。」
その日一日、私はずっと幸せな気持ちでいました。誰かは知らないけれど、誰かが私を愛していてくれるんだと分かったからです。
今日、私は、お姿は見えないけれど、あなたを愛してやまない方を紹介したいのです。
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先日「うさぎとかめ」の勝負に隠された秘密、という記事を読みました。動物学者が書いた記事です。
彼によると、これはうさぎが100パーセント負ける勝負だっていうんです。百回やっても千回やっても、一万回やっても、どんなにがんばっても、うさぎが負けるっていうんですね。
一般的には、才能がなくても努力すれば勝てる、才能があっても怠け者であったら負ける、だから努力が大事だ、ということを教えてるんだという話として有名です。別の観点で教える人は、うさぎはかめを見たが、かめはゴールを見た、比較ではなくて自分のレースを走れば勝利できるんだ、という見方をする人もいます。
しかし、この動物学者によると、これはうさぎがどれだけ努力しても、またかめなど見ず、自分のレースに専念しても、100パーセントうさぎが負けるていうんです。
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私は先日、漫画家のおかのきんやさんのエッセイを読みました。 彼が小学校3年生の時、公園でひとり遊びをしていたそうです。
なんとなく視線を感じたので見ると、そこにいじめっ子で有名な小学6年3人組がいて、こちらに近づいてくるではありませんか。
彼は、身の危険を感じて、逃げ出しました。
すると、それが気に障ったのか、追いかけてくるのです。しかも後ろから、石をビュンビュン投げつけてくるのです。
おかの少年は公園から出て、商店街の方へ走りましたが、3人組はそれでも石を投げながら追いかけて来ます。
ふと見ると、おかのさんの目の前にショーウィンドウがあるお店が見つかります。そこで彼は、ガラス張りの店の玄関に立ったのですね。
少年たちはその瞬間、石を投げるのをやめました。石がガラスにあたることを恐れたのです。
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