あるとき、母からこんな話を聞きました。「今まで生きてきた中でねえ、一番辛かったのは、待ちに待った赤ちゃんを、二度、流産してしまったこと」。そういった母の顔は、いつもの陽気な大阪のおばちゃんの顔ではありませんでした。一番辛かったのは、母の心の中にあるんだなあ、ということを、幼心に知った瞬間です。後にも先にも、聞いたのはこの時だけだったと記憶しています。
この世界にある苦しみや悲しみの中で、最も大きなダメージを与えるものは、やはり死ではないかと思います。愛するものの死、これは強烈な痛みになります。
小学生のときのことです、近所のお祭りで、ヒヨコ釣りをしていたんです。糸の先に餌をつけ、ヒヨコを釣り上げるんです。私はかわいらしいヒヨコを一匹、手に入れました。母は大反対したんですが、持って帰ってきたものは捨てるわけには行きません。生まれて初めて飼った生き物でした。毎日、学校から帰ってヒヨコを散歩させるんです。私の後ろをついてチョコチョコ走るかわいさは、たまりませんでした。しかし、一週間くらい経ったある日、学校から戻ると、ヒヨコがぐったりしているんですね。そして、あっという間に死んでしまいました。……(全文を読む787)
私は昨年ハワイの高校で聖書のメッセージをしました。それから、みんなでビーチに行ってバーベキューを楽しみました。
そのビーチではその時にサーフィンの国際大会が開催されていて、私もしばらく見学したんです。や、プロのテクニックは本当にすごいです。連れて行ってくれた一人がこんなことを言ってました。サーファーはどんなに頑張っても良い波は作れない。でもいい波が来た時に乗るための練習は怠らない。私たちも神様が下さったものに運ばれていくんですよね。ただし、そのチャンスに乗るかどうかは本人の選択にかかっていますけど。とっても印象に残る言葉となっています。神様が下さる救いの波は私たちを暗闇の世界から光の世界へと運んでくれる力あるものです。そして神様は全ての人にこの救いを受け取ってほしいと願っておられるのです。……(全文を読む786)
さて今世界ではコンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進んでいます。それで今まで人間にしかできないと思われていた仕事が、人工知能付きロボットに取って代わられようとしているんですね。オックスフォード大学の研究では、あと10年で消える職業が77%もあるって言うんです。例えば、グーグルという会社は無人で走る自動運転車を開発しました。これが世界中にこれから広まっていくと言われてるんですが、もしそうなったらドライバーの仕事はなくなってしまうことになります。また金融界では人間のトレーダーよりも大量かつ迅速に、コンピューターが決済資料に基づいて判断を下しているということがすでに現実になってるんですね。また医療分野でも、ニューヨークのがんセンターではコンピューターが診断と治療方針を提示しているそうです。そして、それが大変に好評なのです。と言うのは、コンピューターは60万件の医療報告書、150万人の患者の臨床データ、200万ページの最新医療雑誌をあっという間に検索して、その患者個人の症状に最も良い診断と解決を示すからです。……(全文を読む785)
私は先日、人類歴史を変えた3つのリンゴというエッセイを読みました。一つ目のリンゴは、コンピューターのアップル社のリンゴです。リンゴという名の会社が作ったアイフォンiPhone,アイパッドiPadは、21世紀のライフスタイルを、すっかり変えてしまいました。余りにも便利すぎて、人類はいまだかつて経験したことがないような、ネット社会の時代に入ったんです。……(全文を読む784)
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