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Bible & Gospel
■ No.396  2007年10月28日   「紅粉船長を支えたもの」
おはようございます。高原剛一郎です!
 半分水の入ったコップに対して、二つの見方があると言われますね。半分しか入ってないという見方と、半分も入っているという見方です。しかし第三の見方があります。「誰かが半分も残しておいてくれた」という見方です。水やコップが偶然出てくるわけがありませんね。誰かが準備しておいてくれたからこそ、そこにあります。目の前にあるコップと水だけでなく、そこに姿の見えない誰かの配慮と好意に気づくことのできる人は、幸いです。ひどい事件やガッカリすることが多い現実の中で、あなたに配慮しあなたを支える目に見えない神がおられることに気づく時、人は多いに勇気づけられます。……(つづく)

本田路津子:人生の海の嵐に

ローマ人への手紙5:5
 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。


■ No.395  2007年10月21日   「キリストによる和解を受け取る」
おはようございます。高原剛一郎です!
 さて私は日本各地を旅行することが多いのですが、一番たくさん利用する交通手段は何と言っても新幹線です。大体年に60回くらい乗っています。時間に正確で乗り継ぎが良くて、スピードアップするごとに静かになって行くという、まさに日本の鉄道技術の華だと思います。
 実はこの新幹線設計のプロジェクトには一人のクリスチャンが深く関わっていました。その人の名は、三木忠直という方です。彼は東大工学部出身の技術者で戦争中は海軍省に入り、陸上爆撃機「銀河」や特別特攻機「桜花」を設計したのです。この桜花という特攻機は爆撃機の腹の下に吊るして、機体に1トン爆弾を抱き込んだ一人乗りロケット機です。……(つづく)

小林仁美・小澤寛子(Joyful Noise Singers):わが主キリスト

新約聖書 第2コリント人への手紙5:18
 これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。


■ No.394  2007年10月14日   「心の清い者は幸いです」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は先日、長島孝行さんという農学博士の書いた「昆虫能力の驚異」という本を読みました。その中で人間が嫌っている吸血昆虫、なかでも蚊の能力の解説を読んでビックリしたんですね。蚊は細い細い注射針のような口で人間から血を吸うんですが、実は血というのは空気に触れるとすぐに固まる性質を持っているんです。また人によってはコレステロールたっぷりのドロドロの血液の人もいるはずなんです。
 もしそんな血を吸ってる途中で、管が詰まってしまったらどうなるんでしょう。これは蚊にとっては致命傷ですね。ところが実際は血の塊で咽が詰まって死んだ蚊というのは1匹もいないんですね。何故でしょう。……(つづく)

ゆかり☆ゴスペル:あなたのために

新約聖書 マタイの福音書5:8
 心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。


■ No.393  2007年10月04日   「理由なしに愛される」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は先日、イラク復興支援のためにサマワ地区に派遣された陸上自衛隊第1次隊長、番匠幸一郎さんの講演記録を読みました。あの時陸上自衛隊の隊員たちは、定員200名の枠に殺到したのです。そんな隊員たちのトップに立った番匠隊長が心に決めたのは、全員無事に帰国させるということでした。そして、そのために作戦を立てたのです。名付けて「ABCD作戦」です。どんな作戦なんでしょうか。「当たり前のことを、ボーッとしないで、ちゃんとやる、出来たら笑顔で」この標語の当たり前、ボーッと、ちゃんと、出来たらの頭文字を揃えると、ABCDになるんですね。戦場では、当たり前のことを、ボーッとしてちゃんとやらないと、必ず死にます。だから当たり前のことを徹底しようじゃないかというんですね。その当たり前のことの一つは、現地住民との関係を平和にするということでした。そして、これは私たちにとっても適用できることだと思うんです。……(つづく)

工藤篤子:この手を組んで

新約聖書 ローマ人への手紙5:5
 この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。


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