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Bible & Gospel
■ No.387  2007年08月26日   「的外れの罪、的を射た救い」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は先日、平櫛田中(ひらぐし・でんちゅう)という方のことをうかがいました。この方は日本を代表する彫刻家で、国立劇場のロビーにある作品などは完成に30年以上かけて作られたというふうに言われています。魂の彫刻家と言われる凄い作家です。ある時彼は、30年分の彫刻用の木材をまとめ買いして庭に積み上げたそうです。そして黙々と彫り続けました。「この先30年彫り続けるぞ」という心意気ですよね。ところでこの30年分のまとめ買いをした時、平櫛さんは102歳でした。100歳を越えて30年間彫り続けようとしたのは、自分が130歳まで生きれると思っていたからではありません。そんな長生き人間は世の中にいないことくらい平櫛さんも良く分かってます。それでも30年分の木材を買わずにおられなかったのは、創作への熱情が彼をして自分の命を忘れさせてしまっていたからですね。……(つづく)

歌声ペトラ:真実な方と呼ばれ

新約聖書 ローマ人への手紙5:8〜9
 しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。


■ No.386  2007年08月19日   「神はあなたの名トレーナー」
おはようございます。高原剛一郎です!
 先日、私は中部大学で物理を教える武田邦彦さんの本を読みました。彼によると世の中には皆が事実だと思い込んでるけど、実は真っ赤な嘘だということが多々有るって言うんですね。そのひとつは地球温暖化で北極の氷が溶けると、海面上昇するっていう話です。彼によるとそんなことは物理学上、起こりえないって言うんですね。どういうことでしょう。
 水は氷になると膨張しますね、膨張した分だけ密度が小さくなりますので軽くなります。したがって氷は水に浮くわけです。ではどれ位膨張するんでしょうか。それは海面から上に出てる分だけ膨張してるんです。この氷山が溶けて水になると膨張した分は元に戻りますので、結局水面はプラスマイナスゼロです。つまり北極の氷が全部溶けても海面上昇は起こらないのです。……(つづく)

末田和美(Joyful Noise Singers):唯一の神

新約聖書 第1ペテロへの手紙2:24〜25
 そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。


■ No.385  2007年08月12日   「死の棘を抜き去った救い主」
おはようございます。高原剛一郎です!
 中国最古の詩集に詩経という本があります。中国に昔から伝わる3000以上の詩の中から、孔子が305の詩を選んで編纂したものです。この本の中にこんな意味の詩があるんですね、「初めは良いことが多い、だけど終わりは滅多に良いことがない。これが人生じゃないか。」って言うんですよね。
 出会った時には「運命の人だ」と確信して愛情ピークで結婚するけど、だんだん冷えて行く夫婦。誕生の時には大喜びで幸せの絶頂で愛したけど、最後には口もきかなくなる親子。これぞ親友だと思って最高の出会いで感激いっぱいでスタートしたけど、長く付き合って行くうちに見えてくるどうしようもない他人の欠点。詩経の作者は希望で始まって失望で終わる例を嫌というほど経験してきたようです。しかし何と言っても人生を重くしているのは、人生の一番最後に控えているのが死という現実だということです。……(つづく)

小林義宣:話してください

新約聖書 第1コリント人への手紙1:22-25
 ユダヤ人はしるしを要求し、ギリシヤ人は知恵を追求します。しかし、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。ユダヤ人にとってはつまずき、異邦人にとっては愚かでしょうが、しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であっても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。なぜなら、神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。


■ No.384  2007年08月05日   「情熱の救い主イエス・キリスト」
おはようございます。高原剛一郎です!
 さて最近、日本映画がとっても元気がいいそうですね。ハリウッド映画に負けないくらい外国での評価も高いようです。そんな日本映画の中に「東京タワー」という作品があるんですね。この映画はまずオリジナルの小説がヒットし、それからドラマ化され、さらに舞台上演され、その上DVDになって、今も飛ぶように売れてるそうです。
 ところでこの作品は小説も、ドラマも映画も演劇もストーリーそのものは全く同じなんですね。それなのに何度も繰り返し、繰り返し人々は見たいと思うのはなぜでしょう。ある映画評論家は、この映画と「踊る大走査線」という事件ものの映画を比較してこんな風にコメントしています。「踊る大走査線の場合は論理や推理を軸に作られているので、一回見てしまったら何回も見る必要がなくなってしまう。推理探偵ものでは誰が犯人か解ってしまったら、何度も見る必要はないって言うんですね。……(つづく)

佐藤主一:主の愛に生きる

新約聖書 ローマ人への手紙3:12, 23〜24
 すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行なう人はいない。ひとりもいない。
 すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。


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