#1037 天を造り人を愛する創造主

メッセンジャー似顔絵

ごきげんいかがですか。高原剛一郎です。

ところで、新しい地に向けて旅立つ人に激励の気持ちを込めて贈る言葉の事を「はなむけの言葉」と言いますね。
私はなんとなく、言葉の花束を手向けるというイメージで理解していました。ところが、もともとの意味は、旅立つ人が乗る馬の鼻先を、行くべき方向に向けて見送った習慣から生まれた表現だというのです。つまり、正しい方向に向かって「さあ、行ってらっしゃい。」という意味なんですね。
それを思うと、聖書こそは神によるはなむけの言葉で満ちた書物であると言えるでしょう。人間に対して「さあ、正しい方向に向かって一歩踏み出してみなさい。応援してるから。」そんな神様による激励が聖書の言葉なのです。
では正しい方向とは何なんでしょう。あなたをお造りになった神に向かって行くことなのです。そこで今日はあなたの作者である神についてご一緒に考えましょう。聖書にこう書いてあります。

あなたの指のわざである あなたの天 
あなたが整えられた月や星を見るに 
人とは何ものなのでしょう。
あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたが顧みてくださるとは。

ここから3つのポイントでお話ししましょう。

地球がある場所

月や星というのは天体のことです。天というのは、天体を収納している空間、宇宙のことですね。聖書が語る創造主はこの天体を整え、宇宙空間を精密に造り、考え抜いた上で地球を造られた作者だということです。これが第一のポイントです。
ところで、私たちの太陽系が存在してる天の川銀河には、太陽のようなサイズの星だけで二千億あると言われています。この天の川銀河を上から見ると、うずまきになっています。
中心から10本の腕がタコの足のように出ています。この10本の腕のように見えるのは星の集合体なんですね。そして、地球が存在してるのは、10本の腕の中でも特にかぼそい、オリオン腕と言われているところで、はっきり言って天の川銀河の中では、ずいぶん辺ぴなところにあるのです。
なぜ太陽系は銀河のど真ん中ではなく、また周辺でもなく、 渦巻きと渦巻きの間の辺ぴなところにあるんでしょう。実はこの場所は、人間が生きていくのに最高に整えられた場所なんです。
銀河の中心は巨大な星が密集してるので、近くにある星はみんな吸収されて消滅していくのです。また他の腕のように星が集中してるところでは、頻繁に超新星爆発という現象が起きます。質量の重い星は寿命が来ると自分の重さで収縮を始め、大爆発を起こしてしまうのです。
遠くから見るとまるで新しい星が誕生したように見えるので、超新星爆発と言うのですが、実際起こっている事は星の終末なんです。こんなことが頻繁に起こってるようなところに太陽系があったら、爆発のたびに凄まじいエネルギーを浴びてしまうことになります。つまり破滅の道連れにされてしまうのです。
だいいち、他の星が密集しているところでは、太陽のようにエネルギーを大量放出する星が常にあちらこちらにあることによって、24時間夜がなくなるのです。一日中、常に真昼の状態で、宇宙観測しようにも他の星々は見えず、自分たちが存在してる銀河の構造を知ることができなくなるのです。何よりも高エネルギーで灼熱地獄状態が作り出されるために、生命体が生き残ることができません。

神は確かにおられる

実に今、太陽系がいる場所は、銀河全体が見渡せる場所にして、しかも近所で超新星爆発も起こらず、他の場所に比べて彗星や隕石が極端に少ない場所なんです。まさに、人が生きるためにここしかないという所に地球があるのです。
実に宇宙の創造主なる神は、あなたのことを考えて地球を最適の場所に置いてくださったのです。
現在最も先端的な宇宙論のことを宇宙の人間原理と言います。これは、宇宙は人間が存在できるように成り立っているという見方で宇宙を見るという説なんです。そして、この見方が宇宙論で主流となりつつあるのです。人が住むのに最も良いようにお造りになった神がおられるのです。

神は小さい存在にも目を留められる

第二に、神は大宇宙をお造りになられただけではなく、人間に心を留めておられるということです。
宇宙が大きいほど、それと比較した人間存在は実にに小さく、もろく、儚く感じられますね。そして、大きな大きな宇宙を指のわざで造られるほど偉大な神が、こんなちっぽけな私という人間に目を留めておられるということを信じ難く思われてきます。ところが、神が創造されたものには大宇宙だけではなく、人の目には見えない小さな微生物もあるのです。
私は先日、バクテリアや細菌の拡大写真を見て感動しました。多くの細菌は鞭毛と言われる細長い繊維を動かして移動します。この鞭毛の根本には何枚もの車輪を重ね合わせたモーターがついているのです。私が見たのはインペリアルカレッジロンドンの研究者たちによって電子顕微鏡で撮影された鞭毛モーターの行動写真でした。
ひと目見て、私はミニ四駆の部品を思い出しましたね。現在人類が作成できる最も小さいモーターの構造は実はこの鞭毛モーターをモデルに開発されたものなのです。つまり、1000分の1ミリ以下の細菌の中に、人間がものまねする価値のある技術が組み込まれているのです。
あまりにも小さすぎて肉眼では絶対に見えない細菌に、神は超高度な仕組みを授けているとするならば、人間に心を留めているということも信じることができるのではないでしょうか。

神は人の世界に訪問された

第三に、神は人の子を顧みてくださる方です。この「顧みる」という言葉は「パーカット」というヘブライ語なのですが、この言葉には「訪問する」という意味があるのです。実に大宇宙の作者である神は、人のために人の世界に訪問してくださると約束されたのです。
この人の世界に人として生まれて、罪人を探し求めて来てくださった方、人となられた神こそはイエス・キリストなのです。
ところで「はなむけ」とは正しい方向に向かって送り出すという意味でした。しかし、人は仮に正しい方向が分かったとしても、そこへ行く資格を失ってしまったのです。と言うのは、人は神の前に罪を犯しているからです。
その罪を人に代わって取り除くために、キリストがこの世に来てくださいました。すなわち、あなたのために十字架の上で死んでくださいました。そして、墓に葬られました。さらに3日後に復活なさったのです。
このキリストの死と葬りと復活だけがあなたの罪を帳消しにする唯一の道なのです。どうぞあなたもこのキリストをご自分の救い主として信じてください。救われます。永遠のいのちが与えられるのです。そんな幸いな決心をしてくださいますように、心からお勧めいたします。


使用CDジャケット
吉村美穂:天地創造

今日のみことば
あなたの指のわざである あなたの天 
あなたが整えられた月や星を見るに 
人とは何ものなのでしょう。
あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたが顧みてくださるとは。
(詩篇8:3~4)