ごきげんいかがですか。高原剛一郎です。
皆さま、あらためまして、こんにちは。
本当ににこのようにたくさんの皆さんと対面でお話できますことをたいへん光栄に思っております。
さて今日私は、神さまの愛について、ぜひお話したいと思っているのです。神が私たちを愛しておられるということの証拠として、ご自分のひとり子の神、イエス・キリストをこの世界に遣わしてくださったのだ、というんですね。
聖書の中にこう書いてあるんですね。
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。
イエス・キリストはただの人間ではありません。人となられた神です。なぜ人となられたのか。神なのに人となってくださったのはなぜなのか。あなたが、人だからです。
ドラえもんの身長
ところで日本の文化の代表ってなんだろ、って言ったら、どんなものを想像なさるでしょうか。ある人は、歌舞伎ちゃうか、ある人は武道だ、とかね。ある人は日本庭園とか、ま、それぞれ人によってご意見が違うかと思いますが、海外の若者に日本文化のナンバーワンって何ですか、と聞いたら、ほとんど同じ答えが返ってくるそうです。アニメです。
まあ、日本のアニメのクオリティの高さ、すごいっすよ。ま、ちょうどクリスチャンが旧約聖書を原文のヘブライ語で読みたい、新約聖書はギリシャ語で読みたいと思うように、海外の若者は、アニメを原文、原語で読みたいということで日本語を学ぶそうです。
ところで皆さん、この日本アニメの一つの特徴っていうのは、人間とロボットが協力して何かをするという話が多いんだそうです。例えばですね、エバンゲリオンというのがあったじゃないですか。エバンゲリオン。あるいはですね、ガンダムとかね。グレートマジンガーとかですね。いろいろあるんですけど、ガンダムって高さ１８メートルです。グレートマジンガー、２５メートル、エバンゲリオン、５０メートル、とにかくでっかいんですよ。
ところがですね、一番息長く支持されている作品は何かというと、ドラえもんなんですね。実はこのドラえもんの身長ってね、１２９．３センチなのです。そしてドラえもんの体重は１２９．３キロなんです。そしてドラえもんの最高速度は、時速１２９．３キロなんです。バスト、ウエスト、ヒップ、ぜんぶ１２９．３センチなんですね。まあ、身長にすべての数字を合わせたのですが、作者の藤子・F・不二雄氏は、なぜ１２９．３にしたのかという理由をある雑誌に書いておられるのです。それはドラえもんが連載を開始した時、日本の小学生男子の平均身長が１２９．３センチだったからだというんです。
のび太は最初、小学４年の設定で主人公となっているのです。世の中には巨大な、そびえたつような、そんなロボットもあるけれども、私が求めてるのはそんなんじゃない。静かに寄り添って、威圧的なプレッシャーかけることなく、良き友となり、愚痴を聞き、泣いてる時には励まし、やけを起こしてる時には、まるでゴミ箱のようにその苦情を引き受け、一緒に泣いたり笑ったりしながら成長していくような、パートナーです。
実は藤子・F・不二雄という人は小学生時代、いじめを受けながら、ああ、こんな友だちがいたらどんなにいいだろうというのを、ドラえもんに投影したというんですよね。つまり、のび太のモデルは、作者だったのです。
悪くないのに足を引きずる犬
私は、家にですね、テレビないんですね。それは貧乏だからではありません。もうね、忙しくてね、テレビ観る時間があんまりないんですね。じゃあ何を観てるかっていったらね、ユーチューブなんですよね。
ユーチューブのコンテンツの種類ってね、１０億種類あるんですよ。１０億種類。ただね、ま、ユーチューブといってもね、いろんなユーチューブがあって、くだらなーいのもあるし、いいなーっていうのもあるし、ちょっとここで、いいなーっていうのを紹介すると「ごうちゃんねる」なんですよ。あ、ありがとうございます。皆さま、チャンネル登録と「いいね」をお願いいたします。
ま、私時々ですね、動物のユーチューブ、ついつい観てしまうんですね。「もちまる」という子猫がいましてですね、も、それどんどんどんどん時間が過ぎて、やーいかんいかんいかん、思ったりするんですが、今から２年前、アメリカですごく視聴回数が増えた動物の動画があったんです。犬の動画なんですけどね、飼ってる主人がラッセルさんというんですね。でこのラッセルさんが事故で、足を複雑骨折してしまう。そして道を歩く時には松葉杖を使わなければ、歩くことができない。ゆっくりしか歩くことができない。そうしましたら、ラッセルさんのその飼い犬、どうしたかといいますとね、その日から足を引きずるようになったのです。それで心配した飼い主が獣医さんのところに預けて、徹底的に調べてもらったのですが、全く問題がない。現に主人以外の人と歩く時には普通に歩いてるんですよね。主人にシンクロしたんですよ。
なぜ、歩こうと思ったら歩くことができるのにもかかわらず、犬が足を引きずったのでしょう。自分の主人が足を引きずっているからです。ドラえもんのサイズが１２９．３センチなのは、読者の小学４年男子の平均身長が１２９・３センチだからです。犬が足を引きずったのは自分が愛してやまない主人が足を引きずって歩いているからです。
愛の証として神は人となられた
ではなぜ、神は人となられたんでしょう。あなたが人だからです。愛っていうのは、相手と一体化していくものではないかなと思うのです。私にとって、とっても大事な人、愛している人の夢は、私の夢です。私がすごく慕っている人が人生の中で目指しているそのビジョンは、私のビジョンです。彼がそのビジョンを実現するということが、私のビジョンの実現になります。私が慕ってやまない、愛してやまない、大切に思っている人のしあわせは、私のしあわせです。そして私が大事に思っている人の不幸は、私の不幸です。ご家族の中に治らない病気を抱えておられたり、あるいはもう余命いくばくもないというような、そういう危機的状況を経験なさった方がおられるのでないでしょうか。そういう家族にとって、一日の気分は何で決まりますか。その病人の方のコンディションです。自分たちの家族の大事な一員がしあわせそうにしてたら、こっちまでしあわせそうな気持ちになります。でもしんどそうにしてたら、こちらまで一日中、気分が重くなるのではありませんか。愛は相手と一体化してしまうのです。
なぜ神は人にまでなられたのでしょうか。人のしあわせが神のしあわせ、そして人が不幸になることを、神は自らが不幸になられることであるかのように、お感じになられるほどまでに人を愛されたのです。神がどうして私を愛しているということがわかるんだ、その証拠があるのか。あります。神が神の在り方を捨てて、人としてこの世界に来てくださったこと、人類歴史の中に神が介入して、処女マリアからお生まれになられたこと。このイエス・キリストの到来こそは、神があなたのことを特別に愛しておられることの証なのです。
どうぞこのイエス・キリストを信じてくださいますように、心からお勧めいたします。
(１ヨハネ4：10)
