ごきげんいかがですか。慶相龍です。
さて、私は約30年前、今、私が所属する東住吉キリスト集会に初めて足を運びました。その時受付で私を迎えてくれた女性が、後に私の妻となったのですが、何だかうれしそうな人だなあ、と思いました。彼女だけでなく、そこにいたクリスチャン全員が喜びに満たされているようで、眩しく見えたことを思い出します。旧約聖書の詩篇に、このようなことばがあります。
苦しみのうちから私は主を呼び求めた。主は答えて私を広やかな地へ導かれた。
主は私の味方。私は恐れない。人は私に何ができよう。
主は私の味方、私を助ける方。私は私を憎む者をものともしない。
後になって、「神が私の味方」である、と言う事実が、さまざまな試練の中でも、クリスチャンの喜びを支えていることを知りました。
今日は、神が私の味方であるということの素晴らしさについて考えましょう。
神はあなたに絶対的安心を与える
一つ目に、神はあなたに絶対的安心を与えて生かす味方です。プロ野球で日米通算4367安打を記録したイチロー選手は、プロ入りして2年間は一軍とニ軍を行ったり来たりのなかずとばずでした。ところがプロ入り3年目に仰木監督が就任すると、彼はイチロー選手が「この打席をヒットを打たなければ、二軍に落とされる……」という不安を常に持っていることを素早く見抜きました。そこで、春のキャンプでイチロー選手にこう言ったのです。「1年間、何があっても使い続ける」結果はどうだったでしょうか?その年、イチロー選手は最多安打記録を樹立し、首位打者、最高出塁率、ベストナイン、ゴールデンクラブ賞と、タイトルを総なめにして、打者としては日本プロ野球史上最年少でMVPに輝いたのです。イチロー選手に、二軍に落ちるという不安を捨てさせ、地に足をつけて野球をさせるように安心を与えた仰木監督の手腕は高く評価されています。
神は、聖書を通して、神を信じて生きる人に繰り返し語りかけています。「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」どんな罪を犯したとしても、見放されたり、見捨られたりを不安がらなくてもいい。わたしはあなたを見放さず、あなたを最後まで見捨てない。だから今、安心して、地に足をつけて生きよ。安心して生きていいんだ。神はそのように語りかけて、あなたの人生を応援する味方なのです。
神はあなたの幸せを望む味方
二つ目に、神は信じられないほどにあなたの幸せを望む味方です。とある小冊子に紹介されたエピソードの要約です。
ある男性がいました。その日は、長女の三歳の誕生日。食卓には奥さんが用意したご馳走が所狭しと並んでいます。その中に、可愛らしいミッキーマウスの爪楊枝が刺さったミートボールの皿がありました。何気なく口に放り込んだ瞬間、男性の背筋が凍りつきました。「ちょ、ちょっと、待て!」男性は慌ててミートボールの皿を両手で覆いました。「パパ、なんで食べちゃいけないの」と声をかける子どもたちに、男性は、「とにかくこれは食べちゃダメ、食べたらあかん」と押さえるばかりでした。
なぜでしょうか?そのミートボールは、実は、とあるメーカーの依頼を受け、この男性が開発した激安で美味しい商品だったのです。発売以来、主婦たちの味方として大ヒットを飛ばした、彼ご自慢の商品だったのですが、問題があったんです。実はそのミートボールは、ドロドロのくず肉に、添加物をじゃぶじゃぶ投入して作られたものだったのです。もちろん国の認可したものばかりを使っています。また本来なら廃棄されるくず肉を使うことでフードロス削減という社会貢献もできます。しかし、国の認可を受けていても、社会貢献できる自慢の商品だとしても、それが正真正銘の良いものだと言えない限り、自分の子どもには食べさせたくなかったのです。愛する我が子には、可能な限り、正真正銘の良いものしか与えたくないのです。健康と幸せを願っているからです。
神は、正真正銘の良き方をあなたに与えてくださいました。ご自分の御子、誰の目から見ても罪なき方、イエス・キリストをあなたのために十字架につけられたのです。「私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。」と聖書には記録されています。神は、あなたの幸せを願って、あなたが罪赦されて、神とともに生きる幸いを得るように、そしてやがて神の国に入るようにと、正真正銘の良き方、御子キリストさえも惜しむことなくあなたに与えてくださった、信じられないほどにあなたの幸せを望んでおられる味方なのです。
神はあなたと人生を造り上げてくださる
三つ目に、神は、あなたとともに、あなたの人生を造り上げてくださる味方です。
有名な話です。ホンダの創業者・本田宗一郎は天才的な技術者でしたが、経営やお金の計算は大の苦手でした。そんな彼を支え続けたのが、副社長の藤沢武夫です。
二人が出会ったとき、藤沢は宗一郎にこう言いました。
「私は技術のことは分からないから、あなたが自由にやってください。その代わり、お金と経営のことは私に任せてください」
藤沢は約束通り、銀行との交渉から販売網の構築までを一手に引き受け、宗一郎が、最高のエンジンを作ることだけに没頭できる環境を作り上げました。技術的なチャレンジをやめない宗一郎が会社を潰しかけた時も、藤沢は文句の一つも言うことなく、資金繰りに奔走し、会社を最後まで守り抜きました。 後に二人は、同じ日に揃って引退を発表します。宗一郎は藤沢に声をかけました。「まあまあだったな」藤沢が答えます。「うん。まあまあだった」宗一郎が言いました。「幸せだったな」藤沢が答えます。「本当に幸せでした。心からお礼を言います」二人は町の小さな工場を世界のホンダとして作り上げただけではなく、互いが「最高の味方」として、支え合い、補い合うことによって、互いの人生を心から幸せと呼べるものへと作り上げたのです。
キリストは、信じる者たちに言いました。「わたしの名によって父に求めるものは何でも、父はあなたがたに与えてくださいます。」あなたが神を信じる人生を歩もうとするなら、あなたに足りないもの全てを補い、必要なもの全てを満たして、あなたの人生を最高なものに造り上げよう。神はそのように仰せられるあなたの味方なのです。
キリストをあなたの神、救い主と信じて、神が味方となってくださる幸いを、素晴らしい人生をあなたのものとしてください。心からお勧めいたします。
主は答えて 私を広やかな地へ導かれた。
主は私の味方。私は恐れない。
人は私に何ができよう。
主は私の味方 私を助ける方。
私は 私を憎む者をものともしない。
(詩篇 118:5-7)


































