ごきげんいかがですか。高原剛一郎です。
皆さん、改めましてこんにちは。
いやー、やっぱり、音楽ってライブですよ。特に一曲目が、Every Praiseって曲じゃないですか。今から10年前にね、アメリカのアトランタで誘拐事件が起こったんです。当時9歳の黒人の少年ウイリー君っていうのが、家の前に止まったピックアップトラックでさらわれてね、そして行方不明になってしまったんですが、まぁさらわれた後でね、車内で連れ回されながら、3時間ぶっ通しでEvery Praise歌ったって言われてるんです。この曲の内容はね、「神様見てる。神様見守ってる。神様いらしてくださる。神様は悪い奴から助けてくれる」というね、それ3時間ぶっ通しで歌ってね、犯人がしまいに、あんまり「神が見てる。神が見てるって」、「やかましい!黙れ」って言うんですけど、黙んない…。とうとうやりきれなくなってね、そしてね「おまえ、もう降りろ」言うてね、そしてね「今日あったことは、だれにも言うなよ」って言ったことを、みんなに言いふらしたんです。
で、その言いふらしたのが、地元のテレビ局のところにまで来ましてね、とうとうこの曲を作詞作曲したHezekiah Walkerという人が彼に会いに行って、一緒に合唱しているというYou Tubeが上がってるんですよね。つまりね、皆さんにもお子さんやお孫さんがいて、誘拐されたらどうしようって心配じゃないですか。「ゴスペル教室」ですよ。
神のいいニュース、ゴスペル
先ほど、このクワイヤーの発足のいきさつを聞いて、たいへん感銘を受けました。実は自分の教会の目と鼻の先に、女子高があるんです。そこの女子高の卒業生の一人がジャズ・シンガーになったんですね。綾戸 智恵っていう人です。私よりも一つ年上なんですけど、まぁー大阪のおばちゃんですよ。で、この人が福島に来ました。多くのアーティストがね、自分の持ってる音楽のスキル活かして、何とか、東日本大震災のただ中にいらっしゃるような方々にエールを送りたいと思って、チャリティー・コンサートなさったんです。だけど、まだ復興の大変なときだからどれくらい来てくださるだろうかと思ったら、まぁ超大入り満員、立ち見ですよ。思わずね、「皆さん、家を建て直さなければならないときに、こんなとこ来てていいんですか」って訊いたら、客席から「家を建て直す前に、心を立て直したい。だから心が勇気で満たされるような歌、歌ってくれ」と言って、彼女が選んだのはゴスペルですよ。ゴスペルっていうのはね、「いい知らせ、God Spell,神が綴った救いのメッセージ」、これがゴスペルなんですね。神のいいニュース、これがゴスペルなんです。
実はね、私、先週ね、いいニュース一個もらったんですよ。麹町っていう所に行くことになりましてね、ところが東京の地下鉄ってややこしいじゃないですか。私座りながら路線図見ながらね、乗換駅間違えないようにって、ず~っと見てたら突然、40代ぐらいの女性がね、私の前にバーンって立ちはだかるんですよね。ほんで私にね、こうメモ渡してくれたんです。「あれ、ファンかな?」なんてですね…んなわけないやろと、ほんでこれなんやって開けてみたらね、「チャック開いてるかもしれません」って書いてあったんです。「え~っ」て見たらね、開いてるかもしれませんってな程度じゃないんですよ。全開状態ですよ。フルオープンや。いや、でもこれね、私にとってね、いいニュースだったんです。というのはね、麹町である国の大使と会うことになってたんですよね。大使の前でカッコつかんじゃないですか。まぁ、その意味ではね、「ああよかった」っていうふうに思ったんですが、でもバイブルのこの「いいニュース」って、本当に「いいニュース」なんです。このバイブルの良いニュースを、ひとことばで要約している聖書の箇所があるんですね。「罪の報酬は死です。しかし神の(くださる)賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」私は今日、ここから、皆さまにゴスペルの神髄をお伝えしたいと思います。
まず第一番目のポイントは、「神のくださる賜物は」と書いてあるように、神とは、私たちが生きていくのになくてはならない多くの賜物を、プレゼントしてくださっている方です。私たちは水がなかったら、空気がなかったら、家族がいなかったら、地球がなかったら、太陽がなかったら生きていくことできません。でも、どうしても必要なものって、たいていタダじゃないですか。私たちが生きていくために必要なもの、惜しみなく与え続けている神がおられる。その神はあなたをお造りになった創造主です。
全知全能の神があなたの作者
ところで皆さん、アメリカで大事件ありましたよね。トランプ前大統領が銃撃されたんです。そして耳の一部をパーンッ飛ばされてね、彼はね、脳天狙われてたんですけどたまたま右を向いたので、頭の標的がずれて耳にかすって行ったということだったんですが、共和党の大統領候補受諾演説のときにね、「私は本当だったら死んでいた。だけど神に生かされた。全能の神に生かされているということが分かった。銃撃された直後だったのに、ものすごく安全だという気持ちが湧いてきたんだ」そのときみんな「ワーッ、トランプ」って言うて、大変な騒ぎになりましたね。あのトランプっていう人はね、熱狂的な支持者も多いが、ものすごいアンチも多いんですよ。まぁ、トランプ嫌いな人はね、銃で殺してやりたいという、まあそういう実行に移すような愚かな人も出て来たっていうことなんですけど、嫌いな人いるんですよ。この間こんなん言われました「トランプのくせにハートがない」上手いことないわー、ハートあるわー。と言いますのはね、今から4年ほど前にね、彼は横田早紀江さんというクリスチャン女性に手紙を送ってるんです。私、その手紙の写しをある方からいただいたんです。
その手紙の内容っていうのは、「横田夫人へ。あなたのご主人の訃報を聞いて、悲しみにくれています。2017年に日本に行ったとき、あなたとご主人に会ったということは、私の人生の中で最高に名誉なことだと思っています。なぜならあなたがたは、くじけない夫婦だったから。自分の娘や、北朝鮮に拉致された同胞たちの真実を知るために、あなたがたはたゆむことなく努力をなさった。その努力に対して私は敬服しています。そしてあなたがたのその努力のおかげで、今や拉致問題解決というのは、日米の重要事項となって今でも続いていることです。私も、めぐみさんやほかの人たちを取り戻すために、ベストを尽くします。あなたとあなたのご家族の上に、神様の守りがありますようにお祈りします」っていう、トランプの名前書いてました。
アメリカの大統領ってね、世界で一番影響力があるんですよ。実際にトランプ大統領は金 正恩という人物をシンガポールに呼びつけて、一番最初に言ったのはね、「拉致問題解決しろ」と「拉致問題解決したらアメリカは制裁を止めるし、金は日本が出す」言うてね、北朝鮮の独裁者に向かって繰り返し言ってくれたのはこの人だけですよ。自分の家族の問題に関心を寄せて、協力するよって言ってくれたら、うれしいんじゃないですか。
しかし、皆さん、神はそれ以上の方です。全知全能の方です。どんなことでもおできになる。そしてすべてのものをお造りになった方。人間が造った神々ではなく、人間をお造りになった方。あなたの作者です。あなたの人生に目的を持っている方です。もし神が作者であなたが作品だったら、作品が壊れても、作者だったら直すことができるんじゃないですか。実は皆さん、イエス・キリストは、人となられた神です。人生の解決は、創造主の中にこそあるんです。この神はあなたのことを造っただけではなく、あなたを愛して、最高のプランをお持ちの方なんです。
是非このキリストを信じてください。心からお勧めいたします。
ローマ6:23)