#935 わたしを仰ぎ見て救われよ

 おはようございます。慶相龍です! 

こんな話を聞いたことがあります。
ある小型の飛行機にパイロットと3人の乗客、合わせて4人の人が乗っていました。
乗客の一人は会社の社長、一人はキリストを信じるクリスチャン男性、一人は少年でした。
3人の乗客のすぐそばに万が一の墜落に備えて3つのパラシュートが置かれていました。
飛行機は順調に飛んでいました。しかし、次の瞬間、異常な音がしたかと思うとドンドン墜落し始めたのです。

我先に逃げ出す人たち

いち早く命の危険を察知したのはパイロットでした。そして、事もあろうか3人の乗客のために用意されていた3つのパラシュートの内の1つを奪い取り、乗客を残したまま脱出してしまったのです。
残された乗客たちは困りました。パラシュートは2つしか残っていません。3人のうちの1人は犠牲になって死んでしまわなければならない状況だったのです。
会社の社長は言いました。「私には私を頼りにしている多くの社員がいる。私は彼らのためにどうしても生き残らなければならないのだ。」
そう言うと、パラシュートを背負って飛行機を飛び降りました。
これで、パラシュートは1つしか残っていません。

残された者たち

残された2人のうちクリスチャン男性が少年に語りかけました。「坊や、私はキリストを信じているので死んでも天国に行けるからへっちゃらだ。パラシュートは坊やが使いなさい。」
すると、少年は「おじさんも一緒に逃げようよ。」と言いました。
クリスチャン男性は言いました。「坊や、それは無理だ。だって、パラシュートは1つしか残っていないのだから。」
少年は言いました。「おじさん、パラシュートは2つ残っているよ。」驚いたことに確かにパラシュートは2つ残っていたのです。
クリスチャン男性が不思議そうな顔をしていると少年は言いました。「さっきの社長さん、パラシュートと間違えて僕のリュックサックを背負って飛行機を飛び降りたんだ。」

いのちを預けるべきもの

会社の社長が命を失った原因はパラシュートでないものをパラシュートであると信じ込み、それに命を預けたことです。
それと同じように、神でないものを神と信じ込んでそれに命を預けることは、あなたを永遠に不幸にしてしまうことである。本当の神を信じるのだと聖書は教えてくれます。
今日の聖書の御言葉です。

地のすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。わたしは自分にかけて誓った。わたしの口から出ることばは正しく、取り消すことはできない。

3つのことを考えたいと思います。

人がつくる”神”

1つ目に、偶像の神々には罪とその結果である死後の裁きからあなたを救う力はないということです。
「地のすべての者よ」というのは真の神ではなく偶像の神々を信仰の対象としている人たちのことです。
偶像とは、神や仏のイメージを形どった木や石や金属などで作られた像などのことです。
ネパールに住む友人がこんな事を話してくれました。
ひと気の少ない山道で一人のネパール男性が石を削っていました。
友人が「何をしているのですか?」と尋ねると男性は答えました。「神様を作っているんだよ。」これが偶像の正体です。
偶像の神々とは人がその頭の中で考え出したものです。人がその手で作り出したものです。

カット

人を救うことができる神

人間は自分で自分を救うことができません。ましてや、無力な人間が考え出し、作り出した偶像の神々は人間よりも無力なものであって、人間を救うことなど絶対にできないのです。
神は偶像の神々でなく、わたしを仰ぎ見て救われよと語るのです。

聖書は進化を否定する

2つ目に、「わたしが神である。ほかにはいない。」と記されているとおり、聖書の真の作者である神こそ天地万物と人間を造られた真の神、創造主であるということです。
聖書によると人間は他の種類の動物からの進化によって人間として生まれたのではありません。
ですから、他の種類の動物から人間に進化する途中の進化の中間段階の化石として立証されているものは1つもないのです。これが事実なのです。
聖書によると人間は最初から人間として神様によって造られ、人間として全世界に増え広がりました。

人からは人が産まれる

例えば、お腹の大きくなった女性を見て、「男の子ですか?女の子ですか?」と尋ねる人は多くいます。
しかし、「あなたから何が生まれるのですか?」と尋ねる人がいるとしたらどうでしょうか。それは非常識な人です。
では、人に向かって、「あなたは何から生まれてきたのですか?」尋ねる人はどうでしょうか。同じくこれも非常識な人と言うほかありません。
人間は人間しか産むことができないのです。そして、人間は人間からしか生まれることはできないのです。
百年前であっても五千年前であっても人間に向かって、「あなたは何から生まれてきたのですか?」と尋ねるとするならば、それは非常識な質問にほかなりません。
人間は人間しか産むことができず、人間は人間からしか生まれることができない。これは遺伝子レベルの法則なのです。

人をつくられた神が真の神

人間は最初から人間だったと考えるのは極めて常識的なことなのです。
聖書の真の作者である神は人間について実に正しく語っているのです。
この神こそ真の神、人間の造り主だからです。
この人間を造られた神だけが、あなたという人間を愛し救うことができるのです。

70年前までは存在しなかった国

3つ目に、「わたしの口から出ることばは正しく、取り消すことはできない。」と聖書に記されているとおり、聖書の真の作者である神は、約束を必ず守られるということです。
昨年末から今年の初めにかけて、私の所属する教会のメンバーがイスラエルを訪問し、帰国後、大喜びで旅の報告をしてくれました。
ところで、このイスラエルという国は70年ほど前までは地図上に存在しなかったのです。
かつて、イスラエルという国はAD70年に当時のローマ軍によって事実上滅ぼされ、イスラエルの住民であったユダヤ人たちは全世界に散らされていったのです。

神は約束を守られる

しかし、そのようなイスラエルに対して、神様は一つの約束をされました。
それは、滅ぼされ、散り散りにされたイスラエル国家はもう一度再建されるという約束だったのです。
そして、その約束は実にイスラエル国家滅亡から1800年以上の歳月を越えた1948年に実現されたのです。
誰もが不可能と考えた約束が実現したのです。
これはほんの一例に過ぎませんが、聖書には神が実に人間の理解を遥かに超えたスケールで約束を守られる方であるという例で満ち溢れているのです。
神は語ります。「わたしを仰ぎ見て救われよ。」
これは約束の伴った勧めです。神はあなたの理解を遥かに超えたスケールでこの約束を守られるのです。

あなたを救うと神は約束される

あなたの罪のために死なれ、3日目によみがえられた神、イエス・キリストを信じるならあなたは必ず救われるのです。
神だけがあなたを救うことができるのです。そして、あなたを救うという神の約束は必ず守られるのです。
どうか、真の神、イエス・キリストをあなたの救い主と信じ、救いをご自分のものとしてください。心からお勧め致します。


使用CDジャケット
オンギ・ジャンイ:神様の約束

今日のみことば
「地のすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。わたしは自分にかけて誓った。わたしの口から出ることばは正しく、取り消すことはできない。」
(イザヤ45:22-23)