#929「キリストによる身分保証」

 おはようございます。高原剛一郎です! 

 

日本の戦国時代を終わらせ、天下統一を果たした徳川家康は、75歳まで生きました。これは当時の平均寿命より25年も長く、驚異的な長寿だと言われています。想像絶する修羅場をくぐりながら、かくも長らく生きながらえたのには、いくつか理由があるそうです。

長生きしたと伝えられる徳川家康

徳川家康が長生きした理由

その一つは、彼が医者顔負けに、薬学の知識があったからだというのです。万病丹やキンエキ丹などの薬を自ら調合し、新薬開発にも手を染めていたのです。ある時などは医者が見放した孫の家光の看護をし、自分で作った薬を飲ませて治したこともあるそうです。しかし、どんな薬や不老長寿の妙薬も人を永遠には生かすことはできませんね。

聖書が語る良きニュース:福音

ところが聖書には、人が永遠のいのちを得るために神がしてくださったことを語っているのです。この良きニュースを福音というのです。今日はこの福音をストレートに語ってる箇所を考えましょう。

聖書は次のように語っています。

「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」

ここから三つのポイントでお話いたします。

ハワイの元看護士の体験

第一に、神は良き賜物を私たちに与えてくださる方である、ということです。聖書の語る神は、この宇宙の創造主、偉大なる存在、全知全能の主権者ですが、同時に人間に良きものを賜物として気前よく与えたい方なのです。

私は昨年の11月、ハワイに参りました。そこで、以前看護師をしていた方のお話を聴いたのです。彼女は団体旅行の付き添いナースとして東京から沖縄へ行く便に乗ることになっていました。ところが航空会社がダブルブッキングをしたため、席がないのです。
一体どうなったでしょう。なんと、コックピットに案内されたというのです。つまり、機長と副機長が操縦かんを握る、飛行機の中枢部に通され、そこにある席を提供されたというのです。
いつもは前を見ても背もたれしか見えないのに、今や航空機のフロントガラス越しに、まっすぐ伸びる滑走路が見渡すことができます。彼女は機長のすぐ後ろの席で、航空機の操縦を目の当たりにしたのです。実はこの時の機長さんがとっても気さくな方で、空の旅の案内を自らしてくださったていうんですね。

コックピットのランチタイム

やがてランチタイムになり、コックピットにも食事が運ばれてきました。実は機長と副機長では、別々のメニューが出てくることになっています。というのは、万が一、食中毒をおこした時、どちらか一人は免れるためです。コックピットに運ばれてくるランチは、乗客乗員の安全がかかっていますから、念入りに作られた特別メニューなのです。
ところが機長さんはあまりお腹がすいてないので、よければどうぞと言って、ランチまで提供してくれたそうです。今自分が乗っている飛行機を操縦する、一番トップの人が次から次へと自分に親切にしてくれたこの空の旅を彼女は20年経った今も忘れることはできない、と言っていました。

神は最高のプレゼントを与えて下さる方

ところで、私たちの人生を見えない手で導き、この世界をご覧になっている全能の神さまが、あなたに対して特別に好意的で親切で思いやりに満ちているとするなら、私たちは生きるのが楽しくなるのはありませんか。神さまは実にそういう方なのです。なぜなら、神は私たちに惜しみなく、最高の賜物をプレゼントする方であると聖書に証言されているからです。

私たちは全員罪人

第二に、ここで私たちの現状についてのシビアな評価が出されています。私たちはみな罪人なのです。一人の例外もなく、罪人です。
なぜそう言えるでしょう。罪から来る報酬は死だ、とあるからです。死なない人なんて一人もいませんね。すべての人は死にます。そして死の原因は罪だというのです。
したがって、すべての人は罪人なのです。
ところで、罪と聞いてもピンと来ない方は多いかもしれません。というのは、私たちの多くは法律を破った犯罪者ではないからです。実は聖書の語る罪は、法律を破ることではなく、神から離れることをいうのです。それを罪という言葉で表現するのは、所謂犯罪と罪には共通点があるからです。

罪は必ず償う必要がある

昨年の衝撃的な事件の一つは、横綱日馬富士が暴行事件の責任をとって、引退したことです。17年間の土俵の上で築き上げてきた相撲人生がたった一つの罪で終わりを迎えたのです。実は罪には、それを犯した者に償いを強制する力があるのです。償い終えるまでは、どこまでも償いを迫る追及が続くんです。これが罪と法律を破る犯罪の共通点です。国家の法律を破れば、国家の権力が責任と償いの追及に動きます。神の国の法を破れば、その罪の償いが強制されるのです。そしてその報いこそは、永遠の死なのです。それは死後の裁きをそれに続く、地獄です。

罪のないイエスが罪をかぶってくださった

しかし、第三に、神はこの罪の償いをキリストにさせてくださった、という事実です。

罪のないイエス・キリストがあなたの罪をかぶってくださったのです。そしてこのキリストがいのちがけで、あなたの執成しをしてくださいました。さらにキリストは墓に葬られて、3日後に死からよみがえり、ご自分が神の御子であることを証明なさったのです。このキリストがあなたを弁護し、あなたを保証し、あなたを助けてくださるのです。

戦中の日系人の苦難

実はハワイに行った時、空港に名称がそれまでのホノルル空港から、ダニエル・イノウエ空港に変わっていました。そしてラウンジに、日系人たちの苦難の歴史を説明するコーナーがあったのです。私はその写真展に釘付けになったのです。1941年、現地時間12月7日に真珠湾攻撃が起こったのです。これを境に日系人一世たちは、日本のために動くのではないかと疑いをかけられ、カリフォルニアにある収容所に入れられてしまうのです。
しかし若い二世、三世たちはこの偏見に立ち向かい、文句を言う代わりに、志願兵となって軍隊に入隊したのです。なかでも有名なのは、442部隊と100部隊です。ヨーロッパのドイツ戦線で凄まじい活躍を見せたのです。今に至るまで、アメリカの軍隊の中で、最もたくさんの戦死者を出した部隊です。

陸軍情報部隊の日系人

ところで表には現れないもう一つの日系人部隊があったのです。それは、陸軍情報部隊なのです。この部隊は日本語の解読、日本兵の捕虜の尋問のための通訳、日本側に潜伏し、情報をスパイする任務、あるいは同時に攻め込み、また日本軍に降伏を呼びかけるための部隊なのです。情報部隊であるために、彼らのことはずっと秘密にされていました。外見が日本人のため、味方である米軍からも狙い撃ちにされることがあったのです。それを避けるために一つの方法がとられました。それは彼らは必ず白人の将校がエスコートするということだったのです。この将校こそは、彼らの立場と安全を保証するものだったのです。

キリストが救いの保証となってくださる

キリストを信じる者はキリストご自身にエスコートされます。それによってキリストがあなたの救いの保証となって下さるのです。キリストがあなたの資格となってくださるのです。どうぞこのすばらしい神さまの賜物を受け取ってください。心からお勧めします。