#936 完全なる救い主

 おはようございます。高原剛一郎です! 

ところで、昨年の年末ジャンボ宝くじは一等が七億円、前後賞は一億五千万円なんだそうです。
ところが毎年、毎回のようにこの一等の当選者であるにもかかわらず、お金を受け取りに行かない人々がいるのです。
そのため毎年平均200億円のお金が引き取られないまま主催者のものとなっているのです。

知らなければ無駄に終わってしまう

どうして受け取りに行かないんでしょう。当っていることに気が付かないからです。
宝くじを毎月買ってる人は決して当選日を忘れません。
しかし、たまたま気まぐれで買った人は買ったということすらうっかり忘れてしまうんです。
しかし、どんなにすごい富を引き当てていても、そのことに気が付かないなら外れてるのと同じことです。

カット

気づかなければないと同じ

神はとんでもない資産を用意しておられる

実は、私たちが知らない間に、神は人間に想像を絶する偉大なる資産を準備して下さったのです。
どんなにお金を積んでも得ることが出来ない罪の赦しと復活のいのち、天国の国籍を準備してくださったのです。
しかし、この事実を知らなければそれは無駄に終わってしまうのです。
今日はこの絶大なる富を準備してくださったキリストについてご一緒に考えてみましょう。聖書はこう語っています。

したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。

ここから三つのポイントで考えましょう。

必ず死刑になる罪がある

第一に、私たちは自分の資格では神に近付くことが出来ない罪人であるということです。
なぜなら私たちは神に反逆しているものであるからです。
ところで、日本の刑法の中にたった一つだけ刑罰が死刑のみというとんでもなく重い罪があります。
殺人罪でさえ死刑はまれなのに一体どんな罪なんでしょう。刑法81条にある外患誘致罪なのです。
外患というのは外からの患難という意味で要するに外国が日本に武力行使をしかけるということです。
要約すると、外国と協力して日本に害を及ぼすような者は全員死刑ということなのです。

人類最初の外患誘致罪

さて聖書の中には、人類歴史のごく初期に起こった悲しい事件が記録されています。
それによると最初の人間アダムは悪魔のそそのかしにのって、神が禁じる法を犯したために、神が造られたこの世界は大ダメージを受け、崩壊し始めたと言うのです。
つまり人類の代表がやったことは日本の刑法で言うなら外患誘致罪なのです。

人は神を無視するものとなってしまった

その結果、自然界は混乱、人間には死が入り、神との断絶関係に追いやってしまうのです。
人は自分を造った作者に対して最大の反逆を企てたものの子孫なのです。
そして、その本人も神に対しては無視して生きる者となっているのです。

お金を求めていた盲人

第二に、しかしながらキリストが私たちの資格となって、私たちのために神に執り成しをしてくださると言うのです。
フランスの詩人、アンドレ・ブルトンにこんなエピソードが伝わっています。いつも彼が行く街角に一人の乞食がいました。
首から札を下げており、そこには「私は目が見えません。」と書いてあるのです。
しかし、彼の前に置かれたアルミのコップにはほとんどコインが入っていません。
みんな彼を無視していたのです。そこでブルトンはその札に別の言葉を書き換えて首から下げさせたのです。
するとどうでしょう。次々とコップにコインがチャリンチャリンと入り始めたのです。
いったい詩人は何と書いたのでしょう。

詩人が書いた言葉

「春は間もなくやってきます。でも私はそれを見ることは出来ません。」
ブルトンは見えている人に見えない人の寂しさ、悲しさが伝わる言葉を書いてよこしたのです。
ただ、見えていないだけでは事実の記録です。
しかし、詩人は春の美しさを心待ちにする人の心にズシーンと響く言葉で訴えたのです。

キリストの償いという重い事実

それと同じようにキリストは神の心にズシーンと響く言葉で私たちを執り成しておられるのです。
それはどういう言葉でしょう。キリストは全ての罪を身代りに背負って死に、よみがえられた。
そして、彼はこのキリストを信じてる人です。これはどんな言い分よりも神を説得して余りある弁護です。
なぜなら、キリストの償いの完全さは誰よりも神ご自身が知っておられるからです。

日本マクドナルド創業者の逸話

第三に、このキリストによって私たちは神に近付くことが出来るのです。
神と親密な親子の関係にまで入ることが出来るのです。
どうしてそれが大事なことなんでしょう。神は全知全能の主権者であるからです。
日本マクドナルドの創業者であった藤田田さんは戦後いろんな仕事を手掛けました。
まだアメリカの大統領がケネディだったころの話です。
彼は輸入雑貨を扱う藤田商店を経営していました。

突然の大型契約のキャンセル

ある日のことアメリカのA社から日本製のトランジスターラジオを3千台の注文を受けるのです。
これは大きな商売です。藤田さんはメーカに注文してあとは発送するだけという時になって、彼のもとにとんでもない通知が届くのです。
注文は全部キャンセル、料金も払わない。
当時の日本は戦争が終わってまだ十数年、敗戦国のイメージが濃厚でした。
それでアメリカの企業の中には日本企業には居丈高に出て発注後でも平気で契約を破棄する企業があったんですね。
多くの日本企業は泣き寝入りするしかありませんでした。

あきらめなかった藤田氏

しかし、藤田さんはこの暴挙を許しませんでした。彼は驚くべき方法を持って全キャンセルを取り消させたのです。
いったい彼はどうしたんでしょう。ケネディ大統領に直訴の手紙を書いたのです。
「大統領閣下。あなたは自由貿易の庇護者であり、法治国家のシンボルであり、アメリカ国民の代表です。」
このように大統領の立場を再確認したうえで、
「アメリカにとっては些細な行為でも、他国にとっては大変迷惑になる甚大なる損害を発生させる事になることがあるんです。」
と取りすがり、是非救ってほしいと訴えるんです。
締めくくりの文章は一行だけです。
「お忙しいと思いますが1分で良いのでA社の社長に電話一本入れていただければ幸いです。」

トップが動くと逆らえない

さてそれから一月後、藤田さんの所にアメリカ大使館から呼び出しがかかるんです。
そこで彼は担当者から、業者にキャンセルの撤回を勧告する、という回答をもらう事に成功したのです。
業者が即時にそれに応じたのは言うまでもありません。
ところで自分ではどうにもかなわない相手がどうして藤田さんのクレームに応じたんでしょう。トップが動いてくれたからです。
アメリカ合衆国の最高権力者が動けばアメリカではほとんどのことが可能です。

全世界の創造者があなたについてくださる

それならこの全地球、全宇宙のトップである神があなたを救い、あなたを守り、あなたを導いてくださるならどんなに心強い事ではありませんか。
あなたのために十字架に架かって死んでくださったキリスト、三日目によみがえったキリストをご自分の救い主として信じるならキリストはあなたを完全に救ってくださるのです。
どうぞこのキリストを今こそ心の中に受け入れてください。心からお勧めします。


使用CDジャケット
Migiwa:救いのうた

今日のみことば
「したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。」
(ヘブル7:25)