#973 永遠のいのちとはキリスト受け取ること

メッセンジャー似顔絵

おはようございます。髙原剛一郎です。

先日、ある方が通じ合う会話の秘訣を、キャッチボールに例えて、説明しておられました。
私たちはキャッチボールを始める時、いきなり剛速球を投げつけたら、相手の頭にたんこぶができるかもしれませんね。
不意打ちでくる速球を捕るのは、普通の人にはなかなかできないことです。まずこれからボールを投げるということを、相手に知らせることが大切です。
「いっちょ行くぞ。」みたいに声をかけてから投げるのです。
そして投げる時には、相手が受け取りやすいボールを投げることです。
いきなり速球や変化球を投げないで、やわらかく投げ込むことがいいことです。
これは会話にも同じことが言えるそうです。まず呼びかけてみることです。
そして相手が子どもなら、わかりやすい言葉で話すことです。
そして相手が高齢者であるなら、大きい声でゆっくりと話すことです。
相は、神が人とコミュニケーションをとるためにしてくださったことでもあるのです。
この世界をお手がわかる言葉でアクセスするのが秘訣なんですね。

カット

相手に寄り添うことが大事

神からのコミュニケーション:聖書

そしてこれ造りになった神さまはご自分のひとり子の神を、この世界に遣わすため、前もって予告してくださいました。
この予告のことばを集めたのが、旧約聖書なのです。
この予告を受け取った神のキャッチボールの相手として選ばれたのが、ユダヤ民族です。
旧約聖書はユダヤ人の手によって書かれ保存されてきました。
そしてこの旧約聖書の預言をことごとく成就して登場されたのが、イエス・キリストなのです。

心を騒がせてはなりません

キリストは人となられた神です。神なのに、人となられたのは、人とコミュニケーションする上で一番人が理解できる対象が、人だからです。
神は人のために、人となってくださいました。この人となられた神、イエス・キリストのことばをご紹介いたしましょう。

あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。

さて、心騒がせるとはどういう状態でしょう。
それは、恐れ、心配、思い煩い、絶望、パニックの状態です。
そのような状態に支配されてはなりません、とキリストは言われました。
それは人をして、まともな判断をできなくさせてしますからです。

恐れに振り回される人生

今から約70年ほど前、1946年の夏、南米に大飢饉がくるという噂が広がったことがありました。
根も葉もない単なる噂です。実際その年の作物は順調に成長し、天候も申し分なく、むしろ例年よりも豊作が見込まれるほどだったのです。
しかし、この噂の破壊力は凄まじいものでした。
噂を間に受けて、気が動転した小規模農家の約二万人、耕作をあきらめ都市に流出してしまったのです。
その結果作物は世話する人がいなくなったため、本当にだめになり、数千人が餓死していったのです。
こうして根も葉もない噂が現実となりました。恐れに基づいて行動すると、恐れは現実のものとなるのです。
この世界には人を絶望に陥れるような嘘が本当にまかり通っていますね。
ネット社会になって一段とひどいことになっています。いつも匿名の誰かが特定の人を攻撃しています。
年収によって勝ち組と負け組に分けられ、負け組の家に生まれた子どもには将来がないかのような話がまことしやかに流されています。
一度失敗したら、二度とやり直しがきかない人生しかないかのような、そんな人生観が蔓延しています。

神が立て直してくださる

しかし、聖書の神は、失敗した人をたて直すことことを、こよなく喜びとする方なのです。
あなたの造り主である神は、あなたが傷ついた時、完璧に修復することができるし、それを喜びとする神なのです。
そういう神がおられるということを忘れて生きることが、心騒ぐ、根本原因なんです。
ですからキリストはおっしゃったのです。
心を騒がしてはなりません。神を信じなさい。この世界を隅々まで本当に支配しておられるのは、悪の勢力ではなく、良い方なのだと信じなさい。」とおっしゃるのです。

分からないものは怖い

第二に、人間の恐れの根本原因をキリストが取り除いてくださったので、心騒がす必要はない、ということです。
私たちはそれぞれ、恐れているものが違いますね。
私は幼い頃、近所に長い紐で繋がれていた大型犬がこわくて仕方がありませんでした。
なぜこわいかというと、何を考えているのかわからなかったからです。
呼んでもなびかず、突如として猛り狂って吠えてくる犬は、私にとって不可解な存在でした。
大人になって私が一番こわいと思ったのは、あるやっかいな取引先の社長でした。
非常に高圧的な方で、怒鳴り散らしたかと思うと、ある時は猫なで声で対応するんです。
私が会社を辞める時、執拗に私の家の電話番号を会社から聞き出そうとしたというのを聞いた時には、心底こわくなりました。
それ以外にも私が今までこわいと思ったものを考えてみると、一つ共通点があることに気づいたのです。
それはみな、得体の知れないもの、であったのです。
自分にとって理解できないもの、わからないもの、捉えどころのないもの、正体や成り立ちが見えないもの、そういうものに対して私は恐怖心を抱くのです。
こわいから逃げたくなります。逃げて距離をおくと、益々わからなくなりますから、益々恐怖が募っていくのです。

死とその解決

そして私の頭でどんなに考えてもわからないものの代表、それは、死なのです。
なぜ死がこわいかというと、結局のところ、死の正体がわからないからだと思うのです。
しかし、キリストはこの死の正体を明らかにされました。なぜ人は死ぬのでしょう。
神という、いのちのルーツから離れた結果、人は死ぬものとなったのです。
実はギリシャ語で「死」という言葉の意味は「分離」です。
神との分離が、人に人生の意味も、目的も、価値もわからなくさせているのです。
この神と人との間に、分離をもたらせる罪の壁を、キリストは取り除いてくださいました。
キリストは何の罪もない方でしたが、人間の罪をご自分が背負って、身代わりに刑罰を受け、死んで、三日目によみがえってくださったのです。
キリストはあなたから、恐れを取り除くためにこの世に来られた神なのです。

キリストはあなたの味方

第三に、キリストはあなたの味方になって、神に向かっ執成してくださる救い主です。
神が何よりも尊重しておられる、ひとり子の神キリストが、あなたの身分の保証人となって、神に向かってあなたを推薦し、かばい、執成してくださるのです。
このキリストの犠牲と執成しによって、人はどんな醜い過去があったとしても、神に近づき、神に受け入れていただくことができるのです。
それでは私たちは一体どうすればよいのでしょう。神を信じ、またイエスをキリストとして信じ受け入れるのです。
神さまはその信仰を、義と認めてくださいます。
ぜひ、このイエス・キリストを信じてください。心からお勧めいたします。


使用CDジャケット
ジョイフルノイズシンガーズ:わが主キリスト

今日のみことば
あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。
(ヨハネ14:1)